A blog about my feelings and insights through every thing I find in my daily life in Tokyo. Let it be but keep trying!
2011-03-23
雨ニモマケズ
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
誰もが知っている出だしのフレーズ。
岩手出身の宮沢賢治の詩です。
高校の時我がクラスでは、
担任の先生にこの詩を暗記させられて、
HRでさようならの挨拶をする前に
全員で声をそろえて毎日唱えていました。
スクールバスの時間が迫っている時でも、
超早口言葉になっても必ず全部唱えきってから下校していました。
当時私は正直言って、
この詩のどこがいいんだかさっぱり分かりませんでした。
みんなにでくのぼーと呼ばれる人になんて、
「わたしはなりたくない」と思ってました。
今、あの頃より少しだけこの詩の良さが分かるような気がします。
これは究極の愛の形だね。賢治はすごいね。
まだ私はそこまでの無欲な愛の固まりにはなれないけれど、
震災を経た今、何だかこの詩が妙に心に染みます。
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